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夢はドリーム、眠くなったらマドローム


高柳





高柳裕と若手版画家たち展2021

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新春恒例の高柳裕と若手版画家たち展、13回目を迎えます!
オープニングパーティーはありません。
外の喧騒とは別世界の、静かで広々としたギャラリーですので
ゆったりとご覧いただけます。
ぜひお出かけください。


エクレア


魚屋で

御新造さんが、今日はタコにしようかイカにしようかしら、
迷っていますと、穴からヒョイと顔を出したネズミが
チューチュー・・・タコ買いな!

高柳




ミステリー

警部!犯人の目星つきました?
muederer(マーダー)ダヨ!


高柳



ひぐらしの絶滅

prologu  
ヒグラシ 「カナカナ」蝉科
体長5㎝位
透明な羽を持ち、高く美しい声で「カナカナ」と鳴く

私は蝉の中で最も美しい蝉だと思っている。
今年の夏は、つくつくぼうしは確かに聞いた。
ひぐらしはどうしたのか?

夏から秋にかけ、私は「日暮し(ひぐらし)」の声を心待ちにしていた。
しかし、「カナカナ」はなかなか来ない。
8月、9月と待ち続け、今は11月。
不安が募る。
もしや・・・
endangered(絶滅危惧種)という単語が頭をよぎる。

そして忘れもしない2020年11月15日。
NHKの朝のニュースで「ひぐらし」が遂に絶滅したと報じられた。
なんと!
《ひぐらしが絶滅》したのだ!!

epilogue
つれづれなるままに 日暮しアトリエにこもってもいられない私は強いショックを受け、
あの美しい音色が今も頭から離れない。
日々《日暗し》である。
我々人間だって・・・。

高柳





prologue

惜しいー物や人、機会などが失われるのを残念に思うさま

英語 almost!(残念!もうちょい!)

蝉 cicada(シッケイダ)発音は難しい


蝉が鳴いている。

8月末日だから「つくつくぼうし」である。

透明な羽を持ち、大小の小指大の細身の美しい蝉である。

窓越しに代わる代わる飛んで来て鳴く。

うるさい。失敬だ!cicada

あまりうるさいので時間を計ってみた。

鳴き始めから終わりまでの所要時間である。

私は運動をするから頭の中で数を数えるのは得意である。


最初、ツク、ツク、ツク、と静かに鳴き始める。

これはいわば助走である。これが2~3秒 そして

一気にオーシィツクツク オーシィツクツク とくる。10~20秒

そして転調する。オーシィヨー オーシィーヨー 

オーシィーヨーシで終わる。所要時間は長くて25秒

終わるや否やパッ!といなくなる。急ぎ働きである。


また新しいのが来た。目の前で鳴いている。

つくづく、つくづく(惜しい、つくづく)(惜しい、つくづく)

惜しいよー 惜しいよー チッ!

チッ!は飛び去る寸前のオシッコの音。失敬だ!cicada


epilogue

蝉は鳴くのはオスである。

メスを探しているのだ。

たかが20秒でメスが見つかるのか?

でも、惜しいよーもうチョイ、と今日も鳴いている。



高柳





朝顔や つるべ取られて もらひ水 -加賀の千代女

prologue

「きゅうり」の苗をいただいた。

有機土を購入、荒れた庭の片隅に移植した。

細い丸い支柱も一本立てた。

水もやった。

万全である。


~~~

ある朝水やりに見に行くと、目を見張る光景に出会い、衝撃を受けた。

細長い支柱にまるで精密機械のように一本のつるが巻き付いていた。

まだ白水色のつるの先端は、朝の光の中で幾重にもけなげにきっちり巻き付いている。

その様を目にした私は、見知らぬ赤ん坊に不意に心臓を掴まれたような、人に見られたらいけないような、恥ずかしいようなショックを受け、立ちすくんだ。


考えてみれば遠い昔、忘れかけていた生物の新鮮な生命力を久々に感じた、ということなのだろう。

それにしても、きゅうりに一本取られたようである。

まだ一本もなっていないが。


epilogue 

きゅうりは順調に育っていた。

背の高さに伸びて、花もつけていた。

大切に大切に育てた。

ネットも買った。ジョウロも買った。

剪定の仕方も教わった。

下の方の要らない葉は取り、わき芽も取らなくてはならない。

わき目もふらずやっていた。それがいけなかった。

魔が差した。

調子に乗って剪定していて思わずパチンと切ったのは、本体であった。

急患場(キューカンバ)‼

慌てて本体を土に差し込んだが時すでに遅し。

きゅうり栽培は夢と消えた。


傷心のまま、今はバジルとトマトを育てている。

トマドいながら。



高柳












ねずみ

バンクシーがまた描いた。

地下鉄車両の片隅に。

ねずみがマスクをしている図、とねずみがクシャミをしている図の2点である。


それにしても、車両にもぐり込み

人目を避けて、すばやく描いた様子は

バンクシーの手口(a touch of Banksy)の鮮やかさが見てとれる。

「朝日新聞」によれば、当局の法に基づき、ねずみもマスクも直ちに消し去られたらしい。


「マスク、消しマスク!」

マウスわけありません!と言ったかどうか・・



高柳






祭壇

「バンクシー」がまた新作を発表した。

ALTAR(祭壇)の絵である。

ローソクが灯された檀上には黒人の遺影が飾られ、右奥のアメリカの国旗(スターザンズトライブス)はローソクの炎が燃え移り、今まさに炎上しようとしている絵である。

言うまでもなく、今、アメリカの人種差別批判の強いメッセージである。


色鮮やかな国旗はやがて燃え尽きて灰になり、「国旗」は「黒旗」になってしまう。

バンクシーは「祭壇」の絵でみごと「裁断」を下したのである。



高柳

山椒

知人から山椒の苗をいただいた。

高さ20㎝位のものである。

よく見ると小さいながらも茎にはトゲがついているのはさすがに山椒で、風格さえある。

たしかこの植物はアゲハ蝶の食性植物である。

とすると、かんきつ類に違いない。

青虫ばかりに食べさせるのは勿体ない。


若葉(新芽)は料理に使う。

葉っぱを手のひらでパチンとたたくとすごく良い香りが漂い、食欲が増す。

皆さんとっくにご存知ザンショ!



高柳






プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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