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メダカ


メダカを飼っている人がいて、見せてもらった。
生まれたばかりで小さいからよく見えない。
近づくと目だけが見える。
今は目ダケ、やがて目ダカになるのか・・・

高柳



スージー犬? シンちゃんと私 Ⅱ

葉山一色海岸はまことに穏やかな海岸である。特に4月末、晴れの日は。

ここのところ、天気が不安定で海岸でのウォーキングは控えていた。
予報によれば約1ヶ月ぶり、久々に日中は晴れ。気温21℃で絶好のリハビリ日和。
「歩かなければ」、から「歩きたい!」に変わっていた。

帽子をかぶり、サングラスにごく薄いピンクタオル。
薄グレーの風よけジャンパー、銀色に近いぼろリュック、黒のトレーニングパンツ、
青い(色あせた)ランニングシューズ、水ボトル、財布、鍵(家の)、時計。

家を出て腰をかばいながらヨレヨレ歩くこと15分。
海岸は人もまばら、犬もちらほら。
ん?犬・・・
中、大型犬の散歩が目に入るが、一か月あまり経つので
私の心中にはもしかしたら、といやそんなことはない、という二つの気持ちが芽生えていた。

いつも4~5往復する。
海岸をいよいよ出発、ヨレヨレ、ヨレヨレ
背筋を伸ばせ、前かがみになるな、ヨレヨレ ヨレヨレ、
体幹を鍛えろ、後ろ足をピンと伸ばせ、ヨレヨレ ヨレヨレ

一往復が終わり、今日はいけるぞと思いながら2往復目を出発したその時、
はるか遠くにおじいさんらしき人と3歳くらいの女の子、そして、あの犬影が見えた。
まさか・・・
15mまで近づくと、犬がピタリと止まった。
私も思わず足を止める。
「あ、シンちゃん?」思わず声に出した。
「そうです」とおじいさん。

シンちゃんは思い切り鼻先を私のふくらはぎ辺りにぶつけて私を見上げ
「なんだ、遊んでくれないのか!」と言わんばかりに飼い主のところに戻っていった。

「よく憶えてるねー」意味のない言葉を発し、また私は歩く。

それからの私の足取りは軽かった。
3往復目で公衆トイレに寄り、隣接する公園に戻り、少しのトイレ休憩の後、
また出発点に戻り、歩き出す。
ヨレヨレ、スタスタ、ヨレヨレ、スタスタ、
なぜか足の運びは軽い。
そして5往復が終わった。
まだいける。
遂に6往復も歩いてしまった。最長不倒である。

6往復を達成した私は、拾った木切れで湿り気のある美しい砂に、ザックリと「6」の字を描いた。


高柳





シンちゃんと私

今回のブログの文が長くなり、短文を得意としていた私としては、誰も読んでくれないと思い気が引ける。

最近、リハビリを兼ねて海岸の砂の上を歩く。
約300mを行ったり来たり、ヨレヨレ4往復。
人はまばら、犬の散歩がちらほら。

「ワン!」耳元で突然吠えられた。
見ると、体長3~40㎝位のスージー種小型犬。
防波堤は大きく段になっているため、犬の位置は私の耳元となる。(子犬は下に飛び降りられない)
「シンちゃんだめよ~」と飼い主であろうか、猫なで声、いや犬なで声が響く。

さて、犬と私の関係は長い歴史がある。 
自宅でも犬を飼っていたことがあるくらいで、犬嫌いではない。が、他人の犬は怖い。
跳びかかられたり、噛みつかれたり、追いかけられたり、反撃したり、様々なアクシデントが思い出される。
時には野犬がいたり、そんな時は命がけで石ころを両手に握りしめ、走る。赤目の野犬は獰猛である。若い頃から、このことでトラウマになっているようだ。

さて、この日「シンちゃん」と目が合った。これがいけない。
夫婦らしき人に連れられているシンちゃん。砂浜におろされると、早速私の足元にすっ飛んできた。リードなし。
「シンちゃんだめよー」また声が聞こえる。
私は思わず体を固くするしかない。
「だめよー」の意味が分からない。噛みついたらだめよーなのか、そばに行ったらだめよーなのか、その人は遊んでくれる人ではないからだめよーなのか、瞬時の理解はしがたい。
あまりに子犬なのと、飼い主が見ているので蹴とばすわけにもいかず、笑顔で取り繕うしかないのである。

しかし、シンちゃんはあきらめない。私も自分の都合があるので知らんぷりして歩き出してみた。
それ以上追って来ないと分かると安心して、ヨレヨレ歩く。
しかし、4回往復するので、その間すれ違う。また、私目がけてまっしぐら。
私の方も学習しているので「シンちゃんまたね」などと飼い主に向かって叫ぶ。
「すみません、遊んでほしいんですよ」と飼い主。私はまた言う「すっかり気に入られちゃって」
少しは本当かもしれないが、本人の本当の気持ちを理解している人がいたら噴き出してしまうだろう。

これが一週間、二週間、また同じような時間に会う。
シンちゃんもすっかりタイミングを覚え、チョッとじゃれついて、あとは知らんぷり。
また目が合うとジャレついて知らんぷり。私もすっかり安心して、ヨレヨレ、ヨレ、ヨレ。

先日、またシンちゃんに会った。たしかにシンちゃんだ。
しかし、すっかり忘れられたらしく、ワンでもなかった。


高柳





Ombudsman


赤井英和が、困っているお婆さんを背負って
階段を上るTVコマーシャルがある。
ombudsman(おんぶずマン)だ!



高柳






クロー


現代の「クロー」と書くと私は毎日クローしているが、カラスのことである。
カラスは黒いのでクローと言うが、現代のカラスのドキュメントはクローズアップ現代。


高柳



ショートショート


急いで歩く少年の名前は?
ハリーポッター!


高柳





Los Angeles Angels


Los Angeles Angelsは見るたび聞くたびに面白い。
だって、天使を失ったエンジェルチームだなんて!


高柳





ショートショート

抹茶の席でルールを知らず こまっ茶う
じっとまっ茶いられない


高柳




Macro Cosmos (大宇宙)宇宙は果てしなく広く暗い

白い紙に大きめの筆でたっぷり墨をつけ、黒い大きな円を描いた。
宇宙のように。
もう少しうまく描こうと何度か描いていたら、真っ黒になってしまった。
真っ黒コスモスだ!


高柳






夢はドリーム、眠くなったらマドローム


高柳





プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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