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ラングドシャ

窓から見える塀の上を黒い影が通り過ぎた。
ハット思ったが、猫のように見えた。
それにしても長い影だ。

フランス菓子の「ラング・ド・シャ」は「猫の舌」の意味だが、あれは「ロング・ド・シャ」だと思った。


高柳






創作意欲

絵を描こう!と思うには「力」がいる。エネルギーのことである。
エネルギーは能の力で湧く。

能の力とは、「何」を「どう描くか」がハッキリしているほど良い。
しかし、それが周囲にどう受けるか、どういう評価に値するか、のレベルも大事である。
つまり「今までにない考え方」や「見たことのない方法」は良い。力の源である。
しかし自分でそう思っているうちは良いのだが、少したって他人の作品中にそれを見たときはガッカリしてしまう。

次行こう!胃欲も湧いてきた。


高柳








自分の足でスタスタ歩けるようになった。
完治とはいかないが、90%位良いと思われる。
フットワークが良い。
今までとは違う。
リハビリ、トレーニングの成果であろう。
しかし、「寒さ」と「冷え」には気を付けないといけない。
足が冷えると痛む。

ちなみにフランス語で足は「ピエ」である。
日本でも昔から「ネピエに気をつけなさい」と言うではないか。


高柳









ねこ

昔、猫を飼っていたことがある。
野生そのものの、全くなつかないやつであった。
アトリエに逃げ込んだら最後、アートフェスティバル(後の祭り)である。
追い出さなくてはならない。
逃げ回ってなかなか捕まらない。
追い出したらドアを閉める。シャットアウトする。

フランス語で「猫」は「シャ」であるから、まさにシャットアウトなのだ。


高柳






年賀状

友人の上矢津(カミヤシン)に電話した。
私は足腰の経過報告、そして彼は病状を語るわけであるが、私の年賀状を
「数多くもらう年賀状の中でも、これほどユーモラスで洒落た年賀状は初めてで秀逸」と言ってくれた。

私の年賀状は「いのcent」と書いてあり、「い」は猪の意。
文字はクレヨンでカラフルに描き、いのししが切り抜きでついている。
すでに数人の誉められたら嬉しい人に誉められたが、鬼才、上矢津の心を動かしたことを知り、嬉しかった。

しかし翌日、日産のゴーン元会長がテレビで「I'm  inocent」と言っていたのにはまいった。


高柳







友人からの便り

友人の上矢津(カミヤシン)から中型の封筒が届いた。
自分の作品に関するマトメのようである。
彼は文中で、自分がレベル4のガンであることをカミングアウトしている。
「死」を意識しての文であるから、すこぶるシビア、シーリアスに伝わってくる。

画面は円の重なりから生まれる紡錘形を基にした美しい形で出来ている。

私の足の痛みを心配してくれて「だいじょぶかー」などと書いてあるが、比較対象にならない。
頑張るものではないだろうが、ガンバレカミヤシン!


高柳






真面目な瞬間

今日は1㎞くらい痛みは出なかった。
少しずつ歩けるようになったのである。
しかしまだ、突然痛む。
全快はまだ先のようである。

昔、ちくま書房の連載小説、柴田翔の「突然にシーリアス」の挿絵を半年あまり描いたことがある。
足の調子の良い時はスタスタ歩けるのだが、突然痛みだすとこの題名を思い出す。
ダジャレどころではない。


高柳






リハビリ

ダビンチが今、生きていたら「痛み」について研究したかもしれない。
と考えて、そんな作品を作った。

グループ展が始まると驚いた。
来る人来る人、何人もの人が同じ病(脊柱間狭窄神経症)なのである。
それぞれの経験談・・自分がいかに大変だったか、いかに回復したか、こうやれ、ああやれと、毎日アドバイスの雨あられ・・・ありがたい先輩達のお言葉のいいとこ取りをして、プレゼントのプロテインを飲みながら、今日もリハビリに励んでいる。


高柳





展覧会

神経痛の中で、展覧会が迫っている。
版画を制作出来ないので、座ったまま出来るコラージュに切りかえた。
昔の版画の刷り損じを部分利用する方法の「版画コラージュ」である。
手書きを加えるとなかなか面白い。

こんなピンチ状態を切り抜ける為、「ダビンチ」を制作した。
痛みの起源をダビンチに問うという作品である。
クラシックな額に納めた。

高柳





脊柱間狭窄神経症

脊柱間狭窄神経症になった。
人間は脊椎動物であることがつくづく分かった。
脊椎の中か周りには、神経が張り巡らされているらしい。
脊椎を痛めているのに、左足、特に膝から足首までがしびれて痛い。
毎日毎日神経痛と真剣につきあっている。


高柳






プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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