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ばか丸《裸》


漢字の左側は偏(へん)右側は旁(つくり)という。


「裸」の偏(へん)をよく見ると、左側に衣がついている。

右側の旁(つくり)は果実の丸はだか。

したがって、セミヌードではなかろうか。

しかし、もっとよく見ると、衣はきちっと畳んで横に置いてある。

だからヌードでいいのか…

疑問は残る。



高柳






ばか丸《川柳》

この部屋を 飾るポイント 心得て

窓辺に赤き ポインセチア



高柳






ばか丸《漢字》

漢字は苦手である。

「字を知らない」と言われればその通りだが、手紙を書くときは死に物狂い。

辞書を引く回数は半端ではない。

一度調べてあゝそうか、と覚えたつもりがすぐ不安になる。

書き留めればと思って書き留める。

今度は自分の書いた字が読めない。金釘流なのだ。


いっそ全部ひらがなにしたら、と思ってやってみたらただの「馬鹿」を通りこし、「変な人」となる。

今度こそと思ってきれいに清書(拡大4~5倍)する。

やっと落ち着くが身も心もくたくた。

何の手紙だっけ?となる。



高柳







ばか丸《カテゴリー》

川柳と俳句はどこが違うのか、よく分からない。

短歌だって、七・七が多くなっただけだ。

季語だって勉強しなければ分からない。

でたらめだっていいんだ。

カテゴリーなんか要らない。


知らないで 勝手に詠んだ 我が短歌 

カテゴリーなし 肩こりもなし



高柳







ばか丸《ウェルカム》

我が家の近くにとても小さな自家製パン屋があった。

パン屋のガラス戸に決して上手とは言えない字で「WELCOM!」と書いてある。

狭い部屋に一歩足を踏み入れると、なにやら黒っぽい生き物がチョコチョコ出て来た。

「亀だ!」

なるほど、「ウェルカメか」と私がつぶやくと若い主人がニッコリした。

きっと、カメカメエブリバディといったところだろう。


パンを食べていると、そんなに急いで食べないでよくカメと言われた。



高柳







ばか丸 《セミ》

絵を描く人達は、よくモデルを使う。

モデルは普通、協会に所属している。

依頼する者は、ヌードかセミヌードかコスチュームかを伝えてお願いする。


さてnudoは裸のことで、semi nudoは半裸。

半裸の定義は難しい。

布を少しでも纏っていればセミになる。


ところで話はずれるが、私はこのセミヌードという言葉を聞くと、蝉を思い出してしまう。

子供の頃、よく目にした蝉の脱皮である。

薄水色のみずみずしい蝉が、朝未だき(あさまだき)背中の薄茶色の殻をやぶり、ゆっくりと生まれ変わる姿は「死」への旅立ちでもあり、官能的でさえある。


セミヌード、心得ているミセどころ



高柳







ばか丸《バンクシー》

11月2日の朝日新聞に、例のバンクシーが、壁に向かって何かコラージュしている後ろ姿が載っていた。

バンクシーのバックシーンだと思った。



高柳







馬鹿まるだし Ⅰ①

最近白内障の手術を受けた。

何もやることが出来ないので一日中ブログを考えた。


白内障、手術後もまだ霧の中

街(ちまた)は早めのクリアランス


手術後はベッドの上でまな板の恋(あれ!鯉だっけ)

身動き出来ずかなしばりかな



高柳







絶景ミステリー

TVで「フランス絶景ミステリー」というのがある。

それはそれは美しい風景の中でドラマが始まる。

思わず見入ってしまう。

ミステリーだから必ず殺人が起こる。

そして絶叫が起こる。


そうか、絶叫ミステリーか、と思う。

こんなことを考えてまた貴重な時間を無駄にしてしまった。

ミスの多いこの頃、またミスッテリーか。



高柳

ブログ

個展が近いからと、忙しさにかまけて「ブログ」から遠ざかっていたが
数人の人から催促され、重いペンを取った。
いや、ペンは軽いのだが、気持ちが重いのでペンのせいにしているだけである。
私のブログには数人のファンがいる。
正確には私がファンなのであるが、ファンを裏切らないようなブログを、と思うと
ちょっと不安である。


高柳






プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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