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ついでに紙の話

 
紙には裏表がある。全くどちらでも良い紙もあるが、たいていの場合は

触ってみて「ざらざら」するほうが表である。つまり、表には絵の具や木炭が

のりやすいように礬砂(どうさ)が塗ってあり、ざらざらに加工されて

いるのである。

もちろん、裏でも絵は描けるが正式にはこうなのである。

とは言ったものの、最近目の悪くなった私には良く見えないし、触れても

よく分からない。どうでもよくなってきた。

神(紙)のみぞ知る!


高柳






カルチャーセンターの怪


「水彩画教室」というのがある。

ある時「ガッシュ教室」を見つけた。ガッシュとは不透明水彩絵の具のことなのに

水彩とガッシュを分けても商売になるらしい。

物は言い方であるようだ。



高柳








「絵」は一瞬で善し悪しが分かる。優れた審美眼を持った人は、" その通り " だという。

では 「優れた審美眼」とは一体何であろうか・・・

分かる気はするが、説明は難しい。


ケーキであれば、食べてみればよい。

そういえば 「絵」 のことはフランス語で「たべろー」という。

いや、「タブロー」である。



高柳





ボタニカル画の怪


カルチャーセンターの絵画教室に「ボタニカル画教室」というのがある。

直訳すれば「植物画」である。

植物など誰でも描いているが、ボタニカル画とは言わない。不思議に思って

植物をどんな風に特別に描くのかと見ると、どうも図鑑のように描くことで

あるらしい。

PLANTSをBOTANICALと言いかえるだけで商売になるこの頃である。


高柳








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版画家高柳とエクレア

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