美術館にて

青梅市立美術館で私の個展、「高柳裕展」が開かれている。
何十年も前の初期からの展示で、私自身も懐かしい思いである。

初日、二人の若い女性がやって来て、大感激して長い間質問攻めにあった。
見も知らぬ女性達である。
半世紀も前の作品にこんなに感激してくれて、と私は嬉しかった。

私が自分で感激したのは、色が変色もせずよくもこんなに持ちこたえているな
ということ、そして、やはり若い時のパワーはすごいと思った。
気付かず、喜寿を向かえた私の独り言である。


高柳






「発音」これでいいの怪?

最近NHKテレビでも発音の「怪」が目立つ。
地方出身のアナウンサーが多くなったのかと皮肉りたくなるほど、耳を疑う発音が
多くなった。

英語のアクセントは特にひどい。
とある人に言ったら、あれは英語ではない。もはや現代日本語なのだと言われた。

私など、何とかの一つ憶えでアク’セサリーを’アクセサリーと言われると、思わず身構えてしまう。
というのは、昔アメリカ人の先生にとことん矯正された経験があるからである。

他にも変な発音の英語が飛び交っているが、これはもう諦めるしかない。
頭の中が、アクセントだけにアクセンクトー(悪戦苦闘)しているのである。


高柳








暗闇でデッサン

私はエンピツ等でアイディアスケッチをしたことがない。
それには理由がある。
デッサンは暗闇でするからである。

私のスケッチはカメラワーク。そして、すぐに暗室に入る。
選んだフィルムを現像ー35㎜ネガを作り、リスフィルム50㎝×50㎝に拡大、
そのフィルムに直接ロットリング等で描き込んだり、デザインナイフで削ったりする。
そして自分が望むフィルムを作る。

これが私のデッサンなのである。
昔、私は版画家である数時間前はいつも写真家だったのである。


高柳






プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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