エンジェルとは何者?
若い人はともかく我々の世代には、ほとんどキャラメルのマークぐらいしか知識はない。
西洋画集などには、大抵エンジェルが飛んでいる。
裸の子どもに羽の生えたのがほとんどだが、天使という名に変えて、大人もいる。
天使は大人で、エンジェルは子供か?
そんなことはない。天使=エンジェルなのだ。
そうだ、大天使など、他にもいろいろいるらしい。
最近、ポール・クレーの画集を見ていたら、裸の天使だとか色っぽい天使だとか、
いろいろいた。こうなるとなんでも天使だ。
羽さえつければ誰でも天使ということか。
街中、目には見えないけれど天使がいっぱいいるような気がする。
菓子屋の天使、新聞売りの天使、街角の天使、運転する天使、八百屋の天使・・・
なんと天使らんまん(天真爛漫)なことか!
高柳