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友人からの便り

友人の上矢津(カミヤシン)から中型の封筒が届いた。
自分の作品に関するマトメのようである。
彼は文中で、自分がレベル4のガンであることをカミングアウトしている。
「死」を意識しての文であるから、すこぶるシビア、シーリアスに伝わってくる。

画面は円の重なりから生まれる紡錘形を基にした美しい形で出来ている。

私の足の痛みを心配してくれて「だいじょぶかー」などと書いてあるが、比較対象にならない。
頑張るものではないだろうが、ガンバレカミヤシン!


高柳






真面目な瞬間

今日は1㎞くらい痛みは出なかった。
少しずつ歩けるようになったのである。
しかしまだ、突然痛む。
全快はまだ先のようである。

昔、ちくま書房の連載小説、柴田翔の「突然にシーリアス」の挿絵を半年あまり描いたことがある。
足の調子の良い時はスタスタ歩けるのだが、突然痛みだすとこの題名を思い出す。
ダジャレどころではない。


高柳






リハビリ

ダビンチが今、生きていたら「痛み」について研究したかもしれない。
と考えて、そんな作品を作った。

グループ展が始まると驚いた。
来る人来る人、何人もの人が同じ病(脊柱間狭窄神経症)なのである。
それぞれの経験談・・自分がいかに大変だったか、いかに回復したか、こうやれ、ああやれと、毎日アドバイスの雨あられ・・・ありがたい先輩達のお言葉のいいとこ取りをして、プレゼントのプロテインを飲みながら、今日もリハビリに励んでいる。


高柳





髙柳裕と若手版画家たち展2019②

始まっております、高柳裕と若手版画家たち展2019。


初日は出展作家の天野氏の身体パフォーマンスとお琴のコラボレーションや

作家の皆さんのギャラリートークがあり、大盛況でした。


さて、脊柱間狭窄神経症を患ってなお旺盛な高柳先生の創作エネルギー!

まずはエレベーターホールで、ダーウィンとダビンチの2作品がお出迎え

2019G渓② 2019G渓➂

中に入ると高柳先生の作品群がずらり!


ギャラリー内右手コーナーは中西静香さん、

2019G渓6   奥のコーナーは時田有里子さん、大橋朋美さん、

2019G渓⑤

続いて高橋佳見さん、宮澤真徳さん、天野汲さん、金指知世さん

2019G渓④

新宿歌舞伎町の喧騒が嘘のようなギャラリー渓の静けさとすっきりとした空間に、日常を忘れる一時です。


高柳裕と若手版画家たち展2019

2019年1月14日(月)~19日(土)

11時~18時30分(最終日16時まで)


ギャラリー渓

新宿区歌舞伎町1-6-3石塚ビル9F

TEL/FAX 03-3209-5676

携帯 090-5322-5989(石塚)


エクレア


 

展覧会

神経痛の中で、展覧会が迫っている。
版画を制作出来ないので、座ったまま出来るコラージュに切りかえた。
昔の版画の刷り損じを部分利用する方法の「版画コラージュ」である。
手書きを加えるとなかなか面白い。

こんなピンチ状態を切り抜ける為、「ダビンチ」を制作した。
痛みの起源をダビンチに問うという作品である。
クラシックな額に納めた。

高柳





高柳裕と若手版画家たち展 2019

2019Gkei 

2019G渓 

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脊柱間狭窄神経症

脊柱間狭窄神経症になった。
人間は脊椎動物であることがつくづく分かった。
脊椎の中か周りには、神経が張り巡らされているらしい。
脊椎を痛めているのに、左足、特に膝から足首までがしびれて痛い。
毎日毎日神経痛と真剣につきあっている。


高柳






プロフィール

版画家高柳とエクレア

Author:版画家高柳とエクレア
高柳裕の制作日記と最新情報をお届けします。

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