絶滅危惧種 Endengered
昆虫や動物によく使われる言葉である。
昔の外国映画、たしか「チャタレー夫人」 だったと思うが、男女が野原で
休息している場面、二人の目の前をサッと飛び去った蝶を男性が
「Endengerd ・・・」 とポツリと言ったのが印象的だった。
この一言、今日の地球に当てはめてみるとなんとも恐ろしい。
地球温暖化。パブリックハザードと呼ばれる水や空気の汚染。
今に始まった事ではないが、もう終局を迎えている気がする。
今 「Endengerd」の言葉は人類にも、いや人類にこそ必要なのではと思う。
が、悲観に暮れてばかりもいられない。
映画に戻るが、そこでチャタレー夫人は輝くような笑顔で男性を見つめていた。
「世界の幸せは、今、ここにしかないの!」 と言った眼であった。 -FIN-
高柳